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エボラ出血熱の予防法について

 

エボラ出血熱には有効性が認められたワクチンが存在せず、接触感染を防ぐことが最善の予防策となります。
(※エボラウィルスの空気感染は認められていません)

 

具体的には

・体液、血液に触らない

・患者の体液、血液と接触した物品に触れない

・エボラ出血熱によって死亡した患者の葬具に触れない

・コウモリ等の動物との接触を避ける

(出展:Centers for Disease Control and Prevention, Ebola Virus Disease Prevention)

 

上記の接触があった場合、21日間様子を観察し、エボラを疑われる症状が出現したらすぐに医療機関を受診することが必要です。

 

 

 

【エボラ出血熱の実験用ワクチンの使用開始見込み】(2014/9/26)

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKCN0HO09320140929

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20140930.2817719

9月26日、WHOはエボラ出血熱(EVD)の対策で、2015年度始めに実験中のワクチン2種の小規模使用を開始する見込みと発表した。

「英グラクソ・スミスクライン(GSK)」は米国と英国でEVDのワクチン臨床試験に着手。まもなくマリで試験を開始する。

「ニューリンク(NLNK.O)」も米国とドイツで臨床試験を開始予定。

 

 

【富士フィルムの未承認薬 仏政府に投与】(2014/9/26)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201409/2014092600777

富士フィルムが開発したインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」がEVDに感染したフランス人医師に投与された。


【富士フィルム、エボラ治療目的薬剤を追加生産】(2014/10/20)

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014102000641

10月20日、富士フィルムはエボラ出血熱の治療を目的に、インフルエンザ治療薬「ファビピラビル」を11月中旬から追加生産すると発表下。ファビピラビルはエボラ治療薬としては未承認ながら有効性が指摘されているため、今後想定される患者への投与に備える。現在は日本でのインフルエンザ流行に備えて2万人分の錠剤、30万人分の原薬を保存している。

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